6.民芸茶屋清水のいのぶた
お風呂から上がると男性陣は既に休憩スペースで涼んでいた。
パパが来る途中、「いのぶた」の看板を見たからいのぶたを食べていこうと言う。
晶さんも「いのぶた食べたい食べたーい」と言った。
すかさずtakayamaさんは情報収集開始。地元の方を捕まえて、美味しい店を聞き出した。
白雲閣から目と鼻の先。
民芸茶屋 清水。
いのぶたの牧場もあり、美味しんぼなどのグルメ漫画にも登場する店らしい。
三富村の名産はこの、いのぶたなのだ。
いのししの焼き肉に目がないパパは迷わずいのぶたの焼き肉。他の人たちはめいめい、ほうとうやラーメンなどいろいろ頼む。
結構薄めにスライスされた肉は、焼けた板の上でじゅわーっと音を立てて反りかえる。
いのししほど脂っぽくない。ぶたよりずっと臭みがない。
大人はもちろんぱくぱく。子どもたちも夢中でぱくぱく。