1.雨音で目覚める
初日 2004年5月16日(日)
明け方には雨音がしていた。
昨夜はみんなでそろそろ寝ようかと言った午前1時頃、紺碧七さんは寝言で温泉分析表の話をしているなんてtakayamaさんが噂をしたら、まるでそれが聞こえたかのように、のそーっと紺碧七さんが現れた。
「今、何時ですかぁ?」
うう、今頃目が覚めて、これからまた飲むつもりかい。
つきあいきれないよう。
そんなわけで、私とyuko_nekoさんはその場で退場した。
他の方たちは3時頃まで飲んでいたらしい。みんな若いなぁ。
レナは4歳にして未だに時々夜泣きする。
この日も窓の外が明るくなりだしたら何やらふぎゃふぎゃと泣いてくれた。
やっと寝かしつけたもののこっちが半端に目を覚ましてしまった。夜更かししたので体が重い。ああ、起きたくない。
いつの間にか雨音がやんでいる。
そのかわり、ドアの外でごそごそいう音がする。開けてみたらパパが荷物を取りに来ていた。
「朝御飯、子どもたちと起きている人の分だけ、とりあえず作ろうかって言ってるけど」
ちび姫ちゃんとカナも起き出して着替えるのもそこそこ、外へ飛び出していった。なにやらその後、ちいくぅさんに遊んでもらったようである(ありがとうございます)。