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** ケアンズと森とビーチの休日 **

7.ラフティング準備中




 




 私たちはところどころ階段状になった細い道を降りていき、川沿いに出た。
 そこからもケーブルを使って次々とボートが川に降ろされる様子がよく見える。
 この辺りの流れは岩がごつごつで、よくこんなところでラフティングしたなと怖くなったぐらいだ。
 ちょっと川を見て、それからもとの道を引き返すと、さっき個人でゴムボートを膨らませていた男性とすれ違った。
 ツアーと違ってケーブルでボートを降ろせないから、自分で担いで降りてくる。
 趣味でラフティングをしているんだろうけど大変だなぁ。それになんと言っても一番の問題は川は一方通行なので片道は徒歩で歩かなきゃいけないってことかも。

 何もすることもないので車に戻った。
 道の突き当たりに来るまでに、何カ所か駐車場みたいになって車が停まっている場所を見かけたから戻りながらひとつずつチェックしていこう。



本当にこんなところだっけ? 記憶があやふや・・・あっ、ケーブルでボートが降りてきた



個人でラフティングするならぜーんぶ自分でやらなきゃいけないのね



 道を下り始めてすぐに今度はR'n'Rのボートを降ろすケーブルを見つけた。さっきとは金属の枠の色が違う。
 それからもう少し下ると、車の二台停まった駐車場のようなスペースを見つけた。
 ここからも下に降りられるようなのでまた車を降りて川沿いまで降りてみた。

 さっきと同じ様な小径で、途中にグリーンのシートで屋根を作った休憩スペースのようなものを見つけた。
 テーブルの上にはアウトドア用の大きなクーラーボックスやジャグがいくつも置かれ、男女二人が荷物を広げたり準備をしているところ。
 木の間にはおこぼれを狙ってブラッシュターキーがうろうろしている。
 「あれはラフティングツアーのランチ会場だよ」とパパ。
 なるほど。
 そういえばあんな感じのところでお昼を食べたっけ。
 「上に停めてあった車の一台はこのランチ準備係のもので、もう一台はさっきの個人でラフティングに来ていた人の分じゃないかな」


ラフティングのランチ会場、準備中





10-8滝とフリップ・ウィルソン・ルックアウトへ続く


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