ビクトン・ヒル・ウォーキングトラックの入り口は、
ミッションビーチのビジターセンターを過ぎて、クランプポイントの岬を過ぎて、桟橋を過ぎて、ちょうどビンギルベイとの境の突端近くだった。
車が数台止まれる駐車場にクランプ・マウンテン・ナショナルパークと書かれた表示板が設置されていて、そこで車を降りると、ウォーキングトラックの入り口に何匹もひらひらと青い蝶ユリシスが舞っているのが見えた。
熱帯雨林の緑一色の中に、あの蛍光ブルーのようなユリシスの羽がよく映える。
そう、時間が午後2時半と中途半端だったためか、このウォーキングトラックではほとんど鳥を見ることはできず、その代わりに綺麗な蝶を何匹も目撃することができた。
またウォーキングトラックの入り口にはカソワリーの絵のついた看板があり、遭遇したときの注意や、餌を与えてはならないと言った内容が書かれている。
振り返るとちょうどビンギル湾の波打ち際が見えている。少々曇っているのが残念だ。