6.さとうきび畑と鉄道
今回はもちろんラフティングをしにタリーに行くわけではない。
大人でもかなりきついタリー川ラフティングを幼児連れでできるわけがない(ちなみに年齢制限は13歳以上)。
銀行に寄ってトラベラーズチェックからの両替をすることと、酒屋に寄ってパパのためのビールを買い出すことが主な目的。
パパは何は無くともビクトリアビター。
クイーンズランド州でもフォーエックスではなくひたすらVBを飲み続ける。
道は、途中までは昨日クロコダイル・スポッティングに行った時と同じところを通る。
それからひたすら森とバナナ園の続く中を行く。
ハイウェイに出ればすぐにタリーだ。
ハイウェイ沿いには今度はサトウキビ畑が広がり、Sunlanderサンランダーの線路も見える。
サンランダーはケアンズとタウンズビルを結ぶ鉄道だ。
サトウキビあるところに線路有り。
ファーノース・クイーンズランドにおいて、如何にサトウキビ農業と砂糖生産工業が果たしてきた役割が大きいか、改めて考えさせられる。
そしてやんぬるかな。
思った通り、タリーには大きな古びた製糖工場がそびえていた。
鉄道沿いの町は、こうして栄えてきたのだ。