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ケアンズの南を目指せ **ビーチ&ファームステイ**

10.プールサイドの優雅な午後




 午後はプールサイド。
 ウォンガリンガ・ビーチアパートメントのプールは、決して大きくはないがロケーションがよい。
 何といっても椰子の木の間に海が見えるのがいい。
 リゾートを絵に描いたような感じだ。
 子供たちは昨日に続き、もうすっかり浮き具無しで好き勝手に泳いでいる。
 今や家族で一番泳ぎが下手なのは私だ。
 今日の管理棟の担当はロラリー。
 ウェンディより姉御肌で、しゃきしゃきしたタイプ。今朝初めて会ったとき、「あなたたちの予約を受けたのは私よ」と言っていた。
 プールサイドの箱には、昨日から時々カナやレナが使わせてもらっている長いバー状の浮き具の他、じょうろやバケツ、くま手なんかも入っている。
 「バケツやくま手はビーチに持っていってもいいわよ」とロラリー。
 こっちに来てから貝拾い用におもちゃのバケツでも買うかな、と思っていたから大助かり。 


なんとも絵になるリゾートプール 夢中になって遊ぶ子供たち
プールの向こうには海も見えるんだよ ウォンガリンガ・ビーチアパートメントの管理棟
観光情報を得たりツアーの申し込みも代行してくれる
管理人はロラリーとウェンディの二人


 このプールはガラス製品持ち込み禁止と書かれていたので、シュノーケルセットを持ち込むときには一応可否を聞いてみた。マスクはガラス製だから。
 構わないという返答。
 早速子供たちにシュノーケルを装着してみた。
 さあ、お魚を見る練習をプールでしてみよう。
 どう?
 上手くいきそう?
 「あっ」
 レナが大空を指さした。
 「何、あれ?」
 真っ青な上空を鳥のように旋回しながら舞っていたのは、スカイダイビングのパラシュートだった。


プールサイドから見えた様々なものを写してみた
一番右下の写真、空に舞うのはスカイダイビングのパラシュート プールサイドの椰子の木・・・よく見ると椰子の実ならぬバスケットボールが成っている~





5-11.バービーしよう


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