◆◇会津東山温泉巡り◇◆
9.はちみつテイスティングとミツロウキャンドル作り
というわけでもう一度裏に回り、作業所の中のはちみつテイスティング体験にチャレンジすることになった。
中に入ると小瓶と小さな使い捨てカップを渡される。
「この瓶にはちみつを、カップにかき氷のシロップを入れて合計70gにするゲームです」
む、難しすぎ・・と思ったら、見本を持ってきた。
「はちみつをこのくらいと、シロップがこのくらいで70gです。さあ頑張ってください」
パパは無難に見本通りに入れた。
私ははちみつがほしかったのではちみつを瓶にぎりぎりまで入れて、その代わりにシロップを減らした。あーあ欲張ると失敗するんだぞとパパが笑っている。
しかし量ってみるとパパの重さは77g、私のは73gだった。惜っしーい。
70gジャストだと購入するはちみつは半額になるが、73gだと3割引だった。まあ3割引でも良しとする。とにかくこのゲームをこなさないと割引率が決まらないのではちみつが買えないというか、ぜひ安く買っていってくれということらしい。
結果的にかき氷用のシロップも手に入れたので、そのままかき氷も食べていく。無料サービスだ。
隣のカレーライスも無料なのだがこちらは遠慮した。
ついでなのではちみつテイスティング体験会場の隣のミツロウキャンドル作り体験もしてみる。
こちらは適当な長さのタコ糸を溶かした熱いミツロウと冷えた水に交互に入れて、糸の周りに蝋をくっつけていく体験だ。
せっせと作業を繰り返すとあっという間に手作りろうそくが出来上がる。
もちろん材料のミツロウはこちらの養蜂場で採れたものだ。
両方の体験を終えてスタンプを二つ貰ったので、最初に受付をしたテントでくじを引いた。
私は5等で食器洗いスポンジを、パパは4等でキャンディーつかみ取りをさせてもらった。大人の手だから沢山取れちゃうけどいいの?と聞いたけどどうぞどうぞと笑顔で返され大量にゲットしていた。
3割引の記載されたスタンプシートを手に店内に戻ると、店員のお姉さんが試食してみますか?とスプーンを出してくれた。
やっと目的のはちみつにたどり着けた。さあどの味を試してみよう。
上清桜、栃、栗の花、ぼだいじゅ、はりえんじゅ、ブルーベリーのシロップ入りはちみつ、周りにいた子供たちと一緒に沢山味見させてもらった。
買って帰ったのはぼだいじゅの瓶。
どこから来たんですか?と聞かれて、東京だって答えるとびっくりされた。
「こんなに安くしちゃって大丈夫なんですか?」
「今日はお祭りですから」
車に戻って袋をのぞくと、はちみつの瓶と一緒にオーガニックはちみつ入り洗顔石鹸の試供品とキャンディーも沢山入れてくれていた。パパがつかみ取りしたのと同じオリジナルはちみつのど飴だ。
こんなにサービスしてもらっちゃって良かったのかな。
そんなわけで宣伝しておく。会津若松市の松本養蜂総本場ね。通信販売もやってるみたい。種類豊富な国産はちみつ専門店だよ。